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予防接種

当院で接種可能なワクチン

予防接種料金一覧

インフルエンザワクチンの料金

インフルエンザワクチン 料金
北上市助成対象の方 2,100円
北上市助成対象以外の方 1人で接種:3,300円
2人以上で接種:2,700円

※ すべて税込表記です。
※ 2人以上の接種:助成対象の方と対象外のご家族でご来院された場合も適応となります。(1人あたりの料金表記です。)

新型コロナワクチンの料金

新型コロナワクチン 料金
北上市助成対象の方 2,800円
北上市助成対象以外の方 12,500円

※ すべて税込表記です。

帯状疱疹ワクチンの料金

帯状疱疹ワクチン 料金
生ワクチン 7,700円
不活化ワクチン 20,000円

※ すべて税込表記です。
※ 不活化ワクチンは、2ヶ月以上の間隔を空けて、2回接種が必要です。(合計:40,000円)

肺炎球菌ワクチンの料金

肺炎球菌ワクチン 料金
北上市助成対象の方 4,000円
北上市助成対象以外の方 8,800円

※ すべて税込表記です。

予防接種とは?

予防接種は、病気に対する免疫を獲得し、感染症の発症や重症化を予防するために行われます。これらの疾患に対するワクチン接種は、個人の健康維持と重症化予防に大きく寄与します。副反応が不安な場合でも、多くは軽微で一時的なものであり、ワクチンの利点がリスクを上回ることが多いです。接種を考える際は、医師と相談して適切なタイミングと種類を選択することが大切です。

予防接種のメリット

  1. 感染症の予防と重症化防止
    予防接種を受けることで、特定の感染症に対する免疫を獲得し、発症や重症化のリスクを大幅に低減できます。

  2. 集団免疫の形成
    多くの人が予防接種を受けることで、社会全体での感染症の蔓延を防ぎ、予防接種を受けられない人々も間接的に保護します。

  3. 合併症リスクの低減
    自然感染と比較して、ワクチンによる予防接種の方が合併症のリスクが低くなります。

予防接種の留意点

  1. 軽度の副反応
    接種部位の痛み、発赤、腫れ、発熱、倦怠感などの軽度の副反応が一時的に現れることがあります。

  2. まれな重篤な副反応
    アナフィラキシーショックや神経系の副反応など、非常にまれですが重篤な副反応が起こる可能性があります。

  3. 費用負担
    定期接種以外の予防接種では、自己負担が必要な場合があります。

注意事項

接種時期と間隔

ワクチンの種類によって適切な接種時期や間隔が異なるため、医療機関の指示に従うことが重要です。

健康状態の確認

接種前に体調を確認し、発熱や体調不良がある場合は接種を延期する必要があります。

アレルギー歴の確認

過去にワクチンや特定の成分でアレルギー反応を起こしたことがある場合は、医師に相談することが重要です。

接種後の経過観察

接種直後は医療機関で15〜30分程度の経過観察を行い、その後も体調の変化に注意を払う必要があります。

複数のワクチン接種

同時接種が可能なワクチンもありますが、医師の判断に従うことが重要です。

予防接種は個人の健康を守るだけでなく、社会全体の感染症対策にも重要な役割を果たします。メリットと副作用等をよく理解した上で、適切な判断と準備のもとで接種を受けることが大切です。

インフルエンザワクチン

インフルエンザは、インフルエンザウイルス(A型、B型、C型)による急性呼吸器感染症です。特にA型とB型が季節性インフルエンザの主な原因となります。

突然の高熱(38℃以上)、頭痛、全身倦怠感、筋肉痛、関節痛などの全身症状が特徴で、咳や喉の痛み、鼻水などの呼吸器症状も現れることがあります。通常の風邪に比べて症状が重く、肺炎や心筋炎、脳症などの合併症が起こる可能性があります。なお、生後6か月以上のすべての方に、毎年のインフルエンザワクチン接種が推奨されています。

特に以下の方は、インフルエンザに罹患した場合の合併症リスクが高いとされています。

  • 65歳以上の高齢者
  • 慢性疾患を持つ方
  • 妊娠中の方
  • 基礎疾患を持つ方

また、医療従事者の方やリスク患者の介護者・保護者、家族も同様です。該当する方は、早めの接種を検討しましょう。

インフルエンザ予防接種の効果

  • インフルエンザワクチンは、ウイルスの型に応じた抗体を生成し、発症リスクを軽減します。重症化や合併症予防にも有効です。
  • ワクチン効果はその年のウイルス株との一致度に依存し、発症予防効果は約40〜60%とされています。
  • 毎年接種が必要で、特に10月から11月頃の接種が推奨されます。

副反応

  • 接種部位の痛み、腫れ、発赤(10〜20%)。
  • 一時的な発熱、頭痛、倦怠感(5〜10%)。

※ ごくまれにアナフィラキシーショックやギラン・バレー症候群などの重篤な副反応が報告されています。

インフルエンザワクチンの料金

インフルエンザワクチン 料金
北上市助成対象の方 2,100円
北上市助成対象以外の方 1人で接種:3,300円
2人以上で接種:2,700円

※ すべて税込表記です。
※ 2人以上の接種:助成対象の方と対象外のご家族でご来院された場合も適応となります。(1人あたりの料金表記です。)

新型コロナウイルスワクチン

新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)による感染症で、発熱、咳、倦怠感、嗅覚・味覚異常が初期症状として現れることが多いです。無症状のケースも少なくありませんが、高齢者や基礎疾患を持つ人では、呼吸困難や血栓症、ARDS(急性呼吸窮迫症候群)などを伴う重症化がみられます。また、感染後に「ロングCOVID」と呼ばれる後遺症(疲労感、集中力低下、呼吸困難など)が残る場合があります。

新型コロナウイルス予防接種の効果

  • mRNAワクチンやウイルスベクターワクチンが使用され、発症予防効果は90%以上、重症化予防効果は95%以上とされています。
  • 変異株に対しても一定の効果を維持していますが、オミクロン株に対しては追加接種が推奨されています。
  • 接種により、集団免疫の形成が期待されます。

 

副反応

  • 接種部位の痛み、腫れ、発赤。
  • 倦怠感、頭痛、発熱(1〜3日程度で消失することが多い)。
  • まれに心筋炎・心膜炎が若年男性に報告されていますが、発生率は極めて低いです。

新型コロナワクチンの料金

新型コロナワクチン 料金
北上市助成対象の方(成人) 2,800円
北上市助成対象以外の方 12,500円

※ すべて税込表記です。

帯状疱疹ワクチン

帯状疱疹は、水痘・帯状疱疹ウイルス(VZV)が体内で再活性化することで発症します。通常、片側の神経に沿った痛みを伴う発疹や水疱が出現します。痛みが強く、治療が遅れると帯状疱疹後神経痛(PHN)と呼ばれる慢性的な痛みが続く場合があります。高齢者や免疫低下者で発症リスクが高まりますので、該当する方には帯状疱疹ワクチンを推奨します。

水痘・帯状疱疹ウイルス予防接種の効果

  • シングリックス(不活化ワクチン)
    50歳以上で97%、70歳以上で91%の予防効果があり、特にPHNの予防に優れています。(2回接種が必要です。)
  • 弱毒生水痘ワクチン
    60歳以上で51.3%の予防効果がありますが、シングリックスより効果が劣るため現在は推奨されにくいです。

副反応

  • シングリックス
    :接種部位の痛み、筋肉痛、倦怠感などが挙げられます。
  • 弱毒生水痘ワクチン
    :接種部位の発赤、かゆみ。副反応は軽微ですが、効果が持続しにくい傾向があります。

帯状疱疹ワクチンの料金

帯状疱疹ワクチン 料金
生ワクチン 7,700円
不活化ワクチン 20,000円

※ すべて税込表記です。
※ 不活化ワクチンは、2ヶ月以上の間隔を空けて、2回接種が必要です。(合計:40,000円)

肺炎球菌ワクチン

肺炎球菌(Streptococcus pneumoniae)は、肺炎、髄膜炎、菌血症、急性中耳炎などを引き起こします。侵襲性肺炎球菌感染症(IPD)は致死率が高く、高齢者、小児、基礎疾患を持つ人で重症化リスクが高いとされています。小児用ワクチンの導入により、集団免疫効果で成人の感染率も低下しています。

肺炎球菌予防接種の効果

  • PCV15/PCV20(小児・成人用ワクチン)
    :多くの血清型に対応し、侵襲性感染症を高率に予防します。
  • PPSV23(成人用ワクチン)
    :広範囲の血清型に対応し、高齢者や基礎疾患のある成人に推奨されます。

副反応

  • 接種部位の痛み、発赤、腫れがみられることがあります。
  • 軽度の発熱や倦怠感が一時的にみられることがあります。
  • 重篤な副反応は非常にまれで、安全性が高いとされています。

肺炎球菌ワクチンの料金

肺炎球菌ワクチン 料金
北上市助成対象の方 4,000円
北上市助成対象以外の方 8,800円

※ すべて税込表記です。